ミュンヘン観光と奇抜な宿泊施設(テント)に宿泊


テント1

ミュンヘンはドイツの南部にあるバイエルン州最大の都市で日本からの直行便もある日本人には行きやすい都市ですが、ホテル代などは当然高くバックパッカーには厳しい地域でもあります。

今回はミュンヘン中央駅からもそこそこ近い場所に7.5ユーロからという非常に安い値段で泊まれる宿泊施設を発見したので泊まりに行きました。ここはThe Tentという宿でホームページの画像ではサーカスのようなテントが写っていました。

ここに泊まった友達によると夏でも夜は以上に寒く寝るのも難しいらしいです。

ミュンヘンにはスロベニアの首都リュブリャナからバスで来ましたが、到着時間が深夜0時ということもあり、ドイツ初日はバスターミナルで野宿し、翌日の夜にここに泊まりました。

The Tentはミュンヘンの街中に歩いて行けるような距離ではないので、一度荷物を置きに行くようなことはせず夜までは観光しました。

ここはミュンヘンの博物館。規模が大きく、中身はかなり手の込んだものでした。
ミュンヘン博物館

市庁舎
市庁舎

反対側のタワーに上れば仕掛け時計の動きが見れます。しかしそんなにたいしたものではなく、拍子抜けしました。
仕掛け時計

この後まだまだ時間があったので列車で世界遺産の街レーゲンスブルグに行きました。
バイエルン州にはバイエルンチケットという便利な乗り放題チケットがあり、それを使いました。レーゲンスブルグについては次の記事で書きたいと思います。

ミュンヘン中央駅に帰ってきたのは21時を過ぎていました。ここからはSバーンでmoosach駅まで行き、そこから30分ほど歩いて今日の宿であるThe Tentに行きました。

moosach周辺は住宅街ですが、夜10時ということもあり人を全く見ませんでした。
20分ほど進むと広い公園のような地域に入り、すぐに大きなテントが見えました。
宿までの道

わかりやすい写真を撮っていなかったのですが、だいたいこんな感じです。
テント

受付で聞くと床は7.5ユーロ、ベッドは9.5ユーロとのこと
友達はベッドを選択しても寒かったと言っていたので、どうせ寒いなら安いほうが良いと思い床を選択しました。

ここに入った瞬間どういうわけか外よりも寒く感じました(笑

寝袋は持っていたので毛布2枚とマット1枚を借りました。借りるのは無料です。
9月は毛布一枚では厳しいです。

キッチンのある小屋があるのですが、使用は23時までとのことです。仕方ないので大急ぎでスーパーで買っておいたパスタを作りました。
ラッキーなことにもう食べきれないからということでいろいろ食材をもらえました。

食事が終わって気分が落ち着くと9月だというのにかなり寒いことに気が付きました。
20人くらいの白人がキャンプファイヤーをしていましたが、日本人だとキャンプファイヤーなんてしたくなくなる寒さです。

シャワーは大人数を収容できる宿泊施設ということもあり、大量にあり、かなり清潔で熱めのお湯も出ます。
体の芯が温まるまでシャワーを浴びましたが、この気温だとすぐ冷めます。仕方ないので持っていたペットボトルにお湯を入れて湯たんぽ代わりにしました。

こんな感じで寝ます。冬の夜に体育館で寝るようなものです。床に寝るので他の人と相部屋とか男女部屋別とかそういう概念はないです。
好きな場所で好きな方向を向いて寝るみたいです。
テント1

深夜0時ころにはキャンプファイヤーをしていた連中も寝始めて静かになってきたので寝ました。
重装備で寝たので寒すぎて眠れないということはなかったですが、かなり寒くなる朝5時には目が覚めました。

サーカスのようなテントで寝るという面白い体験ができてよかったですが、一泊で十分です。
旅の思い出に奇抜な宿に泊まりたいという方にはオススメですが、寒い季節にミュンヘンを訪れる旅行者にはおススメはできません。

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