エチオピアでの移動

エチオピアでは基本的にローカルバス(古くて乗り心地は悪い)かVIPバス(日本の普通の観光バス)、乗り合いハイエースで移動することになると思うが、VIPバスを除くとどれも過酷な環境。仕方なくヒッチハイクをすることになった時もあるが、トラックの荷台も当然過酷。
長距離ローカルバスは早朝に出発するので暗いうちから宿を出ないといけない。
さらに5人掛けなため座席狭くシートが硬いので疲れる。 ハイエースも大量の人が乗るので楽な姿勢が取れず、疲れる。

バスやハイエースでの移動のコツ

車内で払う場合運賃は何人かの現地人が払う金額を確かめた後にその額を払うとよい。ボッタくりの値段を言ってきたとしても周りの乗客が指摘してくれることはほぼない。注意していないと現地人の2倍以上の運賃を請求されることもある。バスやハイエースによっては荷物代を取られることもある。

特に屋根の上に乗せると荷物代を取られてしまうので、バックパックは可能ならば車内に持ち込んで椅子の下や上の棚に無理やり詰め込む方が良い。

 

メテマ(スーダンとの国境のエチオピア側)→ゴンダール

乗り合いハイエース
乗り場 エチオピアに入国し、イミグレーションからほぼ真っすぐに歩いていると着いた。
メテマは小さい町なので人に聞けばすぐにわかる。
運賃
70ブル
時間
約5時間
車内
超満員
コメント
エチオピアでは乗り合いハイエースの席取り合戦がひどい。特にメテマはひどかった。 席を取ってやるという親切そうに見えた人に頼んだら20ブルも請求された。払う気はなく、フロントのドアを閉めようとしたら取り巻きのガラの悪い連中と一緒になって阻止してきた。結局そいつに20ブルだけ渡した。
入国早々にして洗礼を浴びた。

この区間で80ブル以上を運賃として払ったという日本人もいた。 日本人の自分を見て運転手が江南スタイルを大音量で流し出した。エチオピアでも江南スタイルは人気みたいだ。

ゴンダール→アディスアベバ

VIPバス(バス会社:サラムバス)
乗り場
ツーリストインフォメーションの近く。ツーリストインフォメーションで無料の地図をもらうと便利。 チケット売り場と乗り場は歩いて2分ほど離れているが、すぐにわかる。 乗り場はBelegez Pension(ベレゲズペンション)から30メートルほどの距離
運賃
375ブル(お菓子のサ―ビスあり)(チケットは前日に購入)
時間
約14時間(昼休憩1時間ほど) 5:00発19:00着 車内 前方にテレビあり
コメント
大型バスでエアコンもあるので乗り心地は良い。しかしその分ローカルバスと比べて値段が高い。
乗っている人はエチオピア人ばかりだったが、このバスに乗ると言うだけあって、上品な感じがした。
テレビではエチオピアの民族舞踊みたいのをずっと大音量で流していた。うるさすぎてゆっくり寝れないレベル。

アディスアベバ→アルバミンチ

長距離ローカルバス
乗り場
バスステーション
運賃
147ブル(チケットは前日に購入)
時間
5:30発18:00着
車内
満員
コメント 5:00にはバスターミナルに行って早めにバスに乗り、席取りと荷物を置いたほうが良い。 ローカルバスでの長時間移動なので疲れた。 昼休憩の場所ははかなり治安の悪そうな町だった。

アルバミンチ→ジンカ

バス
乗り場
バスステーション
運賃
85ブル(チケットは前日に購入) 時間 6:00発13:00着 車内 そこそこ満員 コメント 早朝にバスの車内で出発を待っていると、物乞いがまわってくるのだが、その中にかなり暴力的なものがいた。そいつはどう見てもなぜ物乞いをしているのかわからない。
当然他の乗客と同じように無視をしていたら俺の前の座席を殴りだした。
外国人は金を出すのが当然と思っているのか?よくわからんけど焦った。

トゥルミ→カイヤフォール

イスズ(トラック)
乗り場
トゥルミからカイヤフォールに行く道
運賃
100ブル(ヒッチハイクでも金を請求される)
時間
1時間半ほど
荷台
荷物はなかった 最初のうちは地元の人も乗っていた コメント トゥルミからカイヤフォール方向のバスはあることはあるようだが、本数が少ないらしく、毎日あるかどうかもわからなかったので、ヒッチハイクで行くことにした。 旅行者にはぼったくるトラック運転手も多い。
別の運転手には一人100$と言われたので当然乗らなかった。 トラックの荷台なのでかなり跳ねた。
荷台から落ちる可能性もあるのでおすすめできない。

カイヤフォール→コンソ

乗り合いハイエース
乗り場
カイヤフォールからコンソ方向の道
運賃
40ブル(しかし100ブル払った)
車内
満員
コメント
カイヤフォールについてすぐにトラックをヒッチハイクする交渉をしてやるから金をくれというヤンキード達に絡まれ、結果としてトラックを3台逃してしまった。 そしてハイエースが来たので乗ろうとしたらこのヤンキーどもが道路に立ちふさがり、発車を妨害。運転手や助手も外国人の見方をすることはまずあり得ない。結局運賃40ブルのところを100ブル払うというと、運転手がヤンキーを払いのけて無理やり発車した。 どうしようもないやつらだ。

コンソ→モヤレ

バス
乗り場
バスステーション
運賃
110ブル(車内で払う)
時間
8:00発車16:00過ぎ着 もともとはもう少し早く出発すると言っていた。
車内
いつものローカル長距離バスと同じ
コメント
当然だがホテルのスタッフなどを通すとバス料金が高くなるので注意。 外国人からは150ブル取ろうとするので注意 17:00に国境が閉まるのでバスを降りたら急いで国境を超えないと翌朝まで待つことになる。
ケニア側からナイロビ行きのバスは早朝発なため、翌朝に国境を超えることになるとこのバスに乗れない可能性がある。