タンザニアでの移動

基本的にタンザニアでの移動はバス移動になる。ザンジバルに行く時はフェリー、ザンビアに出国する時はタンザン鉄道を使った。

カハマ→アルーシャ

大型バス

乗り場
バスターミナル 幹線道路から乗ってダルエスサラームに行くこともできる
運賃
30000シリング
時間
6:00頃発16:00着
設備
普通の4人掛け大型バス
コメント
チケットは前日に購入した
昼ごはんをゆっくり食べられるような昼休憩はなかった。

アルーシャ→ダルエスサラーム

大型バス

乗り場
バスターミナル
運賃
20000シリング
時間
朝9:00発深夜0:00着(予定では8:00に出発するはずだった)
設備
普通の大型バスだが席のない乗客が通路に立つので窮屈。快適ではない
コメント
アルーシャのバスターミナルには大量のバス会社が入っており、客引きも多い
どんなにバスが遅れても深夜に到着することはないだろうと思って、一番安いバス会社を選んだのが失敗だった。
普通ならアルーシャからダルエスサラームまで10時間ほどのところが15時間もかかった。
朝8:00に出発すると聞いていたので実際には16時間バスに乗っていたことになる。

安いバスだけあってある程度席が埋まるまで出発せず、9:00にやっと出発したかと思うと、次の停車地のモシでまた2時間ほど人集めをしていた。
モシを出た後には2回故障し、そのたびに1時間ほど待った。運転士と助手が直そうと頑張るのだが、結局治らず出張整備士にバイクで駆けつけてもらっていた。

後ろからどんどん他のバスに抜かされていき、結局18:00の時点で道路標識にダルエスサラームまで300キロと表示してあった。
アルーシャからダルエスサラームまで直線距離だと500キロしかないのに(笑)
車内の電気がなぜか夜でもつかず怖い。

ダルエスサラームは治安が悪いらしくビビっていたが、バスターミナル周辺で出会った中年男性に協力してもらい、なんとか泊まる宿を見つけることができてよかった。(客室はどこも残っていなかったのでスタッフルームに泊まらせてもらった。)
このルートで安いバスには乗らない方が良いと思われます。

ダルエスサラーム→ザンジバル

フェリー FLYING HORSE

運賃
20$ トラベラーズチェックは使えなかった。
時間
12:30発15:30着
設備
外国人はVIPコーナーに行くことになる。十分な席とスペースがあり快適
コメント
もっと早く着く高速フェリーもあるが、FLYING HORSE の方が値段が安いのでこれに乗った。
時間的にも設備的にも全く問題ない。現地人はもっと安い料金で乗れるようだ。

フェリー乗り場付近では仲介業者が多数ありやたらと声をかけてくるが、直接運行会社から買うべき
ザンジバルではフェリーを降りると一応入国手続きをすることになる。

ザンジバルのストーンタウン→パジェ

ミニバス(ダラダラ)

乗り場
ダラダラのターミナル
運賃
2000シリング
時間
1時間半
コメント
ダラダラは人が集まり次第出発 パラダイスビーチバンガローに泊まる人はそこで降りたいと言えば近くで停めてくれる。

大きい木製の箱に大量のマンゴーを詰めたものを持って乗りこんできた乗客がいたのだが、箱の近くのおばさんがそのマンゴーを持ち主が窓から外を見ている間に自分のバッグに詰めていた。
自分の持ち物には常に気を配っておこう。

帰りは行きしに降りた地点でダラダラを待っていたら来たので乗った。地元の人によると2時間に一本くらいはストーンタウンに戻るダラダラがあるらしい。

ザンジバル→ダルエスサラーム

フェリー FLYING HORSE

運賃
20$
時間
20:00頃から乗船可能 22:00に出発 朝6:00くらいには外に出ないといけない
設備
VIPコーナーで人が少ないので椅子を2つ使って寝たり、長いソファに横になったりできる。冷房が少々強い
コメント
このフェリーは夜行なので宿代を節約できるうえに、寝心地もよいのでかなり得。チケットはザンジバルに来る時のフェリーチケット購入時に一緒に買っておいた。

この夜行フェリーを使う外国人旅行者も多いので安心できる。早めに乗船して良い場所を確保した方が良い
冷房が強かったので寝袋に入ってソファの上で寝た。
FLYING HORSEのみがダルエスサラームへの夜行フェリーを運航している。

ダルエスサラーム→ニューカピリムポシ

タンザン鉄道

乗り場
ダルエスサラーム鉄道駅(始発)
運賃
1等70000シリング、2等55000シリング
チケット購入場所
2日前にダルエスサラーム駅で購入
時間
13:30出発予定と聞いていたが、夕方に発車 4日目の朝3:00にニューカピリムボシ着(2日目18:00にムベヤ着) 計61時間
設備
1等も2等もコンパートメント方式の部屋でベッドは4つ。当然1等の方が綺麗。
1等だとコンパートメント一つ分(つまり4人分のチケット)を購入しないといけないようだ。
1等はダルエスサラーム駅の待合室が使える。自分は2等チケットしか持っていなかったが、外国人なので調べられることなく待合室を使えた。
コメント
タンザン鉄道またはタザラ鉄道と呼ばれているこの列車はこのあたりを旅行する外国人には有名らしく、一等部屋はほぼ外国人で埋まっていた。

途中で列車が故障して修理していたので到着がだいぶ遅くなってしまった。朝3:00という不便な時間だったので列車内で6:00位まで寝させてくれと頼んでみたが、すぐ車庫で修理するから駄目と言われた。

2等のベッドはボロボロ。上のベッドだったのだが、もともと付けてあったベッドを支える金属が壊れていて、代わりに木の棒で支えていた。かなりミシミシ音を出していたが、壊れなくてよかった。
2等の乗客はいろいろな所で降りるので若干騒がしい。

参考:タンザニアの宿
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