中国情報

中国には見所は非常にたくさんありますが、日本人にとっては物価がそれほど高くはないので旅行しやすいです。(ただし徐々に物価は上がってきているようです。)
中国では九寨溝(キュウサイコウ)が一番見ごたえがあったように思います。

日本人はノービザで15日間なら旅行できますが、僕は15日では足りなかったため成都で30日延長しました。

華南
広東省、香港 宿(香港、深セン、東莞)
福建省
広西チワン族自治区
西南
雲南省
四川省
西北
陝西省
西安
甘粛省
新疆ウイグル自治区

華南(香港、広東省、広西チワン族自治区、福建省)

広東省,香港,マカオ

日本からの距離は北京や上海と比べると遠いが、格安航空会社のpeachが香港に関空から就航しているので片道1万程度で行けてしまいます。そのため中国に安く行きたい人は香港から入国するのがベストだと思います。ただし、香港自体の物価はかなり高いので注意です。
香港エクスプレスという格安航空会社が羽田、関西、中部に就航したらしく、香港にはさらに行きやすくなったようです。

通貨

広東省 : 元
香港: 香港ドル

両替所

両替所は香港と深せんの境にあるのイミグレーション付近にたくさんあるので軽く、中国に行く、香港に行くといった場合でも困ることはないです。

移動

電車、もしくは船が深せん、香港、マカオで多発

宿

広東省も物価は高いですが、香港、マカオに比べると安いので節約したい人は香港から電車ですぐ行ける広東省の深せん(シンセン)で宿泊したほうが安くあがります。

福建省

ウーロン茶で有名な省。円形状の土楼(世界遺産)が非常に見ごたえがあり良かった。
土楼を見るためだけに広東省から福建省に入ったのだがその価値はありました。
そんなに観光地化されていないせいか、人がかなり親切でした。

広西チワン族自治区

ベトナムと国境を接する省であり、東南アジア感が出ている省でした。
カルスト地形で有名な桂林があるのもここです。

移動

ベトナムには南寧からハノイ、ハロン湾行きのバスが出ています。

西南(雲南省、四川省)

雲南省

麗江や大理といった古城地区もあればシャングリラなどのチベット系の民族が多く住む町もあり見所は多いです。ただし麗江は有名ですが、中国人観光客が非常に多く、テーマパークのようになっていたので古城地区でゆっくりするなら大理の方が良いと思われます。

移動

ラオスからバスがあります。ラオスとの国境はラオス観光の中国人で混雑していました。

四川省

日本人観光客は少ないですが、四川省の省都である成都からバスで10時間ほどで行ける九寨溝は非常によかったです。成都も非常に居心地がよい町で、ここで中国のビザ延長をする日本人も多いです。ビザ延長には1週間かかりましたが、その間に九寨溝を含めて四川省内の観光地を観光できました。

西北(陝西省、甘粛省、新疆ウイグル自治区)
シルクロードがある

陝西省

昔の中国の都である長安が今の省都西安です。兵馬俑はオススメ。ここからウイグル自治区までの列車はそこそこ本数があり、直前でもチケットが買いやすかった。

甘粛省

敦煌の莫高窟、嘉峪関の万里の長城を見るために訪れた。10月初旬に訪れたのだが、雪が降った日もあり、かなり寒かった。

新疆ウイグル自治区

かなり広い省ですが、大部分が砂漠。秋に訪れたので内陸性気候のためかなり寒かったです。イスラム教徒のウイグル人が多く、他の省とは異なった雰囲気を楽しめました。

移動

バス移動だと頻繁に警察の検問があり、深夜でも一回降りなければならないため非常に面倒でした。
2012年秋時点ではカザフスタン、キルギスには普通に出国できますが、パキスタンに出国するのは難しいようでした。