アルバニアの秘境ブルーアイに行ってきた

ブルーアイ

アルバニアの秘境ブルーアイを紹介します。

アルバニアは日本人の旅行先としても人気のギリシャと接しており、その北にある国ですが、日本人には観光地としてほとんどなじみのない国です。しかし、文化的な見所としてはベラット(Berat)、ギロカスタル(Gjirokaster)があり、自然の見所としては今回紹介するブルーアイ(Syri i Kalter)があります。

ブルーアイはアルバニアの南部に位置し、ギロカスタルとサランダの中間くらいにあります。

ネットで調べた情報によると中国の九寨溝の小さい版のような場所ということです。九寨溝は大好きなのでここも訪れてみることにしました。
秘境とはいえギロカスタルやサランダからミニバス一本で行けるので行き方はかなり簡単です。

今回はギロカスタルを朝に出発し、ブルーアイを観光した後にサランダに行くことにしました。

ギロカスタルの宿から見たギロカスタル城
ギロカスタル城

ここから少し坂を下って大通りに出ます。大通りへの行き方は一番近い道を宿の人に聞きましょう。

まずギロカスタルからミニバスに乗ります。
ミニバスは乗客を集めるために行ったり来たりするので見つけるのは難しくないのですが、歩いている人に聞くなりして確認した方がよいです。アルバニアのミニバスは基本的に乗客がある程度集まるまでは出発しません。
僕の時は乗りこんでから30分くらいしてようやく乗客が集まったのでサランダに向けて出発しました。

途中の山の斜面。岩がたくさんあって不思議な景色です。
山の斜面

運転手はSyri i kalterブルーアイと言えばすぐにわかってくれ、ちゃんと入口で降ろしてくれました。
ブルーアイ入口

ギロカスタルからここまで300レク(1アルバニアレク=約1円なので300円)です。アルバニアは物価が安いので旅行しやすいのです。

幹線道路から見えるゲート
ゲート
これをくぐって進んでいきます。ここから20分ほど歩けばブルーアイに到着です。

このゲートをくぐってすぐに守衛室があるのでそこで50レク支払います

歩いているとどんどん後ろから車に追い抜かれます。
アルバニア人には有名な観光地のようです。

ダムのある大きな湖を超えた後はこれにそそぐ川沿いをじょじょに登っていきます。
湖

道は歩きやすいです。
SN3J2629

このような休憩できる施設もあります。
休憩場所

非常に青く透明度も高いです。
ブルーアイ2

ブルーアイ6

奥に進むとこの透明度の高い水がわき出ている部分があり、この写真の左上の突きでた部分から眺めることができます。ここは狭いのですが、ブルーシートを敷いて寝転がっている白人カップルもいました。
ブルーアイ7

上から見た水が湧き出ている場所
ブルーアイ3

ブルーアイ4

いちばん深いところでは深さが50メートル以上あるようです。
展示

9月とはいえど水は冷たいですが、泳いでいる人も少しいました。

ネットでの情報の通り九寨溝を小さくしたようなもので非常に美しく、来てよかったと思いました。
天気も良かったので座って1時間ほどこの湧き出ている部分を見て休憩しました。見ていると心も研ぎ澄まされているような気分になりました。

帰りは来た時にミニバスを降りたところで30分ほど待ち、サランダ行きのミニバスに乗りました。200レク(約200円)でした
昼はだいたい1時間に一本あるといえど乗客の集まり具合にもよるのではっきりとミニバスの来る時間がわからないのがつらいところです。

サランダまでは1時間もかからずに到着しました。

手軽に行ける場所なのでアルバニア観光に来たならブルーアイに寄ることをお勧めします。

※僕が訪れたのは2013年9月なのでミニバスの事情などが変わっているかもしれないので注意してください。


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テーブルマウンテン登山は甘くない

ケープタウンでテーブルマウンテン登山をした時の記録(2013年3月)です。サンダルで登りました
所要時間:5時間半(登りも下りも徒歩)

テーブルマウンテンというものは他の国にもあるらしいですが、南アフリカのケープタウンのものが有名で観光名所になっています。

頂上部がきれいに平らになっていて町の中心部からよく見えます。
町から見たテーブルマウンテン

標高は1086メートルなのでケープタウンの中心部からだと頂上まで1000メートル以上登ることになります。

せっかくケープタウンに来たのだから、ロープウェイを使わずにテーブルマウンテンに登ろうと思い、意気揚々と出発したのですがめちゃくちゃ疲れました。アフリカをエジプトから空路を使わずに縦断してきたので十分筋肉は付いていると思っていましたが、かなりの筋肉痛になりました

朝11:30に宿を出発 出発時間をもっと早くすればよかったと後から後悔
宿は中心部のロングストリート上にあったのでここから歩いてロープウェイ乗り場まで1時間。

今回は乗らないですがロープウェイの値段は往復195ランド、片道100ランド

基本的に超節約スタイルなのでとりあえず登ってみて、かなり疲れていたら下りでロープウェイを使うことに決定。

最初はロープウェイの通過場所の真下を歩いて登ります。
テーブルマウンテンのロープウェイ

ロープウェイ乗り場の直前にある登り口から登り始めました。この時点で既に降りてきている人たちに多く出会いました。
後ろを見ても自分の後から登ってくる人はいない。

治安が悪い都市(ヨハネスブルグ等)で有名な南アフリカでも、ケープタウンの治安はいいようですが、登山中でも人気がなくなると危険という情報を知っていたの暗くなるまでに下山しようと思い急ぎました

30分ほど登ったところでロープウェイの真下からそれて左に進みます。
テーブルマウンテンにある標識

そのままロープウェイの下を歩くのはほぼ無理でしょう。

テーブルマウンテンのロープウェイ

登り始めて1時間半くらいからは激しい登り
途中には足場の悪いところも少しあります。
登山道

風がすごく強いので気を付けて登りました。突然転びそうになるほどの強風が吹きます
サンダルということもあり、下りは危ないのでロープウェイに乗ろうと決心しました
下を見るとこんな感じ
登ってきた道

約3時間かけて登頂
宿から歩いてきたのでそれも含めると4時間かかりました。もう体力は0です。
ちなみにサンダルはおすすめしません

頂上はこんな感じ
テーブルマウンテンの頂上
テーブルマウンテンという名前が付くだけあって頂上は平らでした。

景色はめちゃくちゃ綺麗 晴天だったのでケープタウンの町がよく見えます。
テーブルマウンテンからの景色1

テーブルマウンテンからのケープタウンの景色

綺麗な景色を十分眺めたので後はロープウェイで降りるだけです。
ロープウェイ乗り場に行ってみると

 

なんと!閉まっていました

強風のためにまだ16:00でしたが既に今日の運行は終了していたようです。
ロープウェイのチケット売り場
頂上のチケット売り場は閉まっていて、付属のショップも閉まっています。

仕方ないので登ってきた道を歩いて下ることにしたところ、他にもこの時間から下る人は何人かいたので多少安心。
急ぎ足で下って18:00にスタート地点の登り口まで戻りました。

他の下山者は途中から別の道を進んでいたので、他の道もあるようです

せっかく今日一日歩いたのだからということで、宿までバスを使わず歩いて帰りました。

結局極度の筋肉痛になり、次の日に参加した喜望峰ツアーで自転車に乗りましたが、筋肉痛のために遅すぎて他のメンバーに置いていかれてしまいました。

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