深センから香港には列車ですぐに移動できますが、香港に入った途端に物価が上がります。中国はビザなしで入国できて、香港からの越境の際にほとんど時間がかからず、煩わしい手続きもないので、香港観光予定でも宿泊は深センにしたほうが経済的です。とはいえ深センを含め広東省の宿代は中国本土の中でもかなり高めでした。
香港
パークゲストハウス(Park Guest House)百楽賓館
場所
地下鉄の尖沙咀駅を出てNathan通り(ネイザンロード)を少し南に進むと東側にある重慶マンション(重慶大厦)内の15階 A座 A1
バックパッカーには有名な重慶マンション内にあり、深夜特急の著者が宿泊していた宿もこのビル内にある。
料金
シングル 150 香港ドル
(2012年夏)
設備
WIFI、エアコン、トイレ、シャワー共同
コメント
エアコン付きの個室では安い部類に入ると思われる、ただ部屋は非常に狭い。
軽く見た感じは清潔で不快な気分を味わうことになるとは思えない部屋だが、ゴキブリが非常に多い。特に蛍光灯を消すとゴキブリが大量に出現する。ゴキブリが多すぎて寝ている間に手の上を通過していったりするので全く寝ることができなかった。朝見たらバックパックにも3匹ほど入っていた。
この宿が入る重慶マンションは他にも大量の安宿が入っており、ドミトリーがある宿もあったようだが、アフリカ系やインド系の宿泊者が多いらしい。事実、重慶マンションの一階にはアフリカ系やインド系の人を多数見かけた。一階には宿の客引きも多いのでエレベーターを待っている時など対応するのが面倒になりました。
重慶大厦の地下には綺麗なショッピングモールもあった。カオスな上の階とまともな地上や地下の違いが面白い。
深セン
深セン僑城旅友国際ユースホステル
場所
広東省 深セン市 華僑城恩平街3棟
地下鉄の僑城東駅から出て東に進んで次の大きい道で右折して西に進むと到着。ただしこのユースホステルを見付けるのは難しい。
料金
ドミトリー: 75元 (2013年夏)
設備
WIFI、エアコン 共同トイレ、シャワー
コメント
綺麗なユースホステル。ドアはカードキー方式。地下鉄で近くまで行けるのもうれしい。
近くにはスーパーもあって便利。中国内陸部のユースホステルは中国人の若者(旅行者でない者も含む)がほとんどだが、香港に近いということもあり、ここは欧米人やアジア人の利用客も多かった。
東莞
宿名不明(住宿)
場所
黄河地区(虎門)
虎門の繁華街には安宿がたくさんある。
料金
シングル: 30元 (2013年夏)
設備
トイレ、シャワー
コメント
東莞にはアヘン戦争博物館があるので来たが他には特に観光するものはなさそうだ。そもそもアヘン戦争博物館を見るだけなら東莞で泊まらずとも、香港などから日帰りで訪れることが可能。
安宿が密集しているせいかかなり安い値段で泊まれた。部屋内にトイレ、シャワーがついてはいるが、清潔ではない。湿度も非常に高かった。まあ泊まれるだけでいいというのならこの繁華街の近くで泊まるといいと思います。